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【セミナーレポート】経営者が求める人事KPIとは? ー人的資本経営の実現に向けてー
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有価証券報告書への記載が義務づけられ、人的資本情報および人的資本経営への注目はますます高まりを見せています。人事担当者に求められる対応の一つとして、情報開示に向けた組織や人材データの可視化が挙げられるでしょう。しかし「データの収集に手が回らない」「そもそもどんなKPI指標を設定し、開示・改善すればいいかわからない」という担当者もいるかもしれません。
そこで今回のHRアカデミーでは、人的資本経営が求められる昨今の社会背景から、専用システムを活用した人事KPIの設定・可視化の方法までをご紹介する、Webセミナーを開催しました。
・人的資本経営推進に向けた人事KPIがわからない ・経営者が人事に求めるポイントを知りたい ・煩雑な人事のオペレーション作業から解放されたい ・そもそもなぜ今、人的資本経営なの? |
このような悩み・疑問をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。
※当記事は、2022年11月8日(火)15:00〜16:00に実施されたセミナー内容を抜粋、加筆・修正したものです。詳しい内容は始めからご覧ください。
登壇者
重松智憲氏
jinius株式会社 代表取締役社長/CEO
人事と経営をつなぐ戦略人事のスペシャリスト。人的リソースの最大活用に向けた人事戦略の構築を得意とする。
キャリア20年で一環して人事企画や組織・人材開発に携わり、電通グループ、東京スター銀行、パーソルキャリアなど多種多様な業界をわたり歩きHRBPも歴任。2019年よりSaaSスタートアップ企業で、執行役員および人事責任者として、戦略人事部門の立ち上げとマネジメントに注力している。
田中幸史
スマカン株式会社 HRテックアカデミー長
SaaS事業部CXグループ・テクニカルサポートチームリーダー。長年アウトソーシング業界で、間接部門のコスト削減や業務の見える化支援などコンサルティング営業に従事後、スマカン株式会社に参画。人材データベースの構築や評価システムの運用支援など、導入企業さまへの伴走型サポートに尽力している。
目次(タップして開閉)
人的資本経営とは何か、なぜ求められているのか|jinius(株)重松氏
まずは人的資本経営が注目されるに至った理由を、人事を取り巻く環境の歴史とともに振り返ってみますね。そこを紐解いていくと、経営者が何を求めているのかということが読みとれるのかなと思います。
人的資源から人的資本へー人事課題の変遷
1950年代から80年代は景気が右肩上がりで、人材は大量採用、集団にフォーカスする「数」の時代でした。
90年代になるとバブルが弾けて採用抑制が始まります。少子高齢化やIT人材への需要増も相まって、次第に人材の「数」が不足していきます。そこで企業がとった施策が、今いる社員とどう向き合い、どう成長させていくのか。つまり人材育成やタレントマネジメントです。人材は「数」から「質」に視点がシフトし、個へのフォーカスが始まりました。
2000年代では企業が否応なくグローバル進出が求められ、ダイバーシティ経営が進んだのもこのときです。
2010年代の中頃になって登場したのが、SDGsやESG。発端はアメリカで、端的に言ってしまえば「ホワイト企業化」の人事施策が求められるようになったんですね。国内で多様な人材が活躍できる環境をつくっていかないと、企業は成り立たない。「社員の質」から「企業の質」、集団の中でいかに「個」を輝かせるか、そんな考えに移行していきました。ここが大きな転換点ですね。
人的資本経営はESGの一環
SDGsやESGのポイントは「持続可能な」です。
従来の企業価値は「短期でいかに稼ぐか」で測られてきましたが、リーマンショックを経て、負の側面も認識されましたよね。その反動で企業は長期的な発展を目指すこととなり、SDGs・ESG推進につながります。人的資本経営は、ESGのS(social)的な取り組みといえますね。
人的資本経営の3つのポイントとは
人的資本経営では具体的に何をすればいいのかと言いますと、3つの注力ポイントがありまして……
※この続きは動画でご覧ください。
動画の後半では
・【人的資本経営の3つのポイント】「向上」「活用」「循環」とは? ・【答えられないとまずい? 】持続的成長につながるKPI指標とは? ・【専用システムで効率化】KPI指標を可視化する方法 ・【気になる疑問】ISO30414って認証すべき? |
などをご紹介しています。人事戦略を見据えたKPIの設定や達成のヒントとして、ぜひご覧ください。
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