• 2022.12.27  最終更新日2023.01.23
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タレントマネジメントの導入|事例や進め方まで徹底解説!

タレントマネジメントの導入|事例や進め方まで徹底解説!

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タレントマネジメントは、従業員データの管理のもと、適切な人員配置や人材育成、採用など従業員一人ひとりの育成や組織強化にもつながります。

しかし、実際にタレントマネジメントの導入が適切に行われていないケースやそもそも導入方法の詳しいやり方を知らないという担当者も少なくないでしょう。

そこで今回はタレントマネジメントの導入について、手順や進め方を解説しながら、タレントマネジメントの導入事例も交えて解説していきます。

タレントマネジメントの導入を検討し始めた企業や、導入について詳しく知りたいという方はぜひ参考になさってください。

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目次(タップして開閉)

タレントマネジメントとは

タレントマネジメントとは、自社の従業員(タレント)の情報を管理し、人事に活かすためのマネジメント手法です。

タレントマネジメントで管理する従業員情報は個人情報のみならず、従業員の経歴や能力、技術やスキルなども該当します。従業員の情報を管理をすることで、企業の人事において人材配置を検討したり、人材不足の解消にもつなげたりできるでしょう。最終的には、戦略的人事の実行に活用し、経営戦略の実現を目的としています。

また、タレントマネジメントでは対象者を厳選する場合と全社員を対象にする場合があります。

タレントマネジメントの対象

従来は、企業における幹部従業員や幹部候補、リーダーや責任者レベルの人材をタレントマネジメントの対象として管理するのが一般的でした。しかし、タレントマネジメントシステムの浸透・普及で、より多くのデータを簡単に管理できるようになったことから、対象を全従業員とする企業が増えています。

リーダーに限らず全従業員をタレントマネジメントの対象にすると、把握しきれていない優秀な従業員を見つけ、適材適所の人材配置に役立られるでしょう。

タレントマネジメントが注目される背景

タレントマネジメントが注目されるにはどのような背景があるのでしょうか。以下でタレントマネジメントが注目される背景や必要とされる理由について、解説します。

人材や働き方の多様化

タレントマネジメントは、人材や働き方の多様化という点においても注目されやすくなっています。

昨今、女性の活躍や外国人社員が増加しています。また、産休育休や時短勤務、テレワークなど働き方の多様化も進んでいます。

人材や働き方が多様化することで、人材管理の方法も変化に対応できなくてはなりません。

経営戦略や市場競争の変化

タレントマネジメントを取り入れると、経営戦略や市場競争の変化にも対応しやすくなります。

ビジネスにおいて市場の変化は目まぐるしく、それによって経営戦略の変更が求められる場合があります。できるだけ早く変化に対応するためには、データ活用やデジタル技術の活用などが有効でしょう。

さまざまな変化に対応するためにも、タレントマネジメントで従業員の能力や経験を素早く確認したり、効率よく管理したりすることが必要とされています。

タレントマネジメントの導入目的

タレントマネジメントを導入する目的について、どのような目的があるのでしょうか。

一般的な目的になりやすいものを以下でご紹介します。

経営目標の実現

タレントマネジメントを行う目的は会社の経営目標を実現することです。企業の成果や利益創出のためには、経営理念の浸透や会社目標を理解したうえでの目標設定が必要です。

会社の目標を実現するための適切な人材配置、必要な人材の確保が必要です。こうした会社の経営目標の実現のために、タレントマネジメントを行って人事的な戦略を実行していくのです。

戦略人事の実行

タレントマネジメントの目的として、戦略人事の実行も挙げられます。

タレントマネジメントの目的として、最終的な経営目標の実現が注目されやすいですが、経営目標の実現には戦略的な人事施策の実行と達成が必要です。

データ分析や膨大な情報を活かして行う必要のある戦略人事の施策を立案、実行するためにもその根本となるタレントマネジメントが必要なのです。

組織強化

タレントマネジメントを行う目的として、組織強化もその一つ。経営目標の実現や戦略人事の実行には、ときに部署を超えた連携や協力が必要なシーンが幾度も出てきます。

タレントマネジメントによって整備された従業員情報や組織体系などを活用することで、連携がスムーズになるでしょう。

連携が可能になることで、部署間でのコミュニケーション活性化にも役立ちます。

タレントマネジメントにおける目的の「経営目標の実現」や「戦略人事の実行」のためにも、組織強化が活かされるでしょう。

タレントマネジメントの導入効果

タレントマネジメントの導入で得られる効果の一例をご紹介します。

人材育成の促進

タレントマネジメントでは、従業員の人材育成も期待できます。幹部候補者やリーダーの育成にも役立つでしょう。

幹部やリーダーの不足など、現状の課題から今後の採用計画や人材登用などにつなげることができるでしょう。

公正な評価

タレントマネジメントでは、従業員に関するさまざまな情報を管理し、評価にも活用します。

そのため、客観的な評価が可能になり、評価に関する不平等感や不満を抑えやすくなるでしょう。公平な人事評価や、評価制度の構築にも役立ちます。

離職防止(定着率向上)

タレントマネジメントでは、対象の従業員情報を管理し、能力や本人の希望など、適材適所の人員配置にも役立ちます。

従業員の適性を活かした人材配置を行うことで、従業員の活躍を後押しし、エンゲージメント向上や離職防止にもつなげることができます。

従業員エンゲージメントの向上

タレントマネジメントで従業員を適切に管理することは、従業員と企業との信頼関係を高め、従業員のエンゲージメント向上にも役立つでしょう。

本人の経歴やスキルを人材配置に活用することで、従業員が活躍できる可能性も高まります。従業員が活躍できる場の提供や、従業員のパフォーマンスを認めてもらうことで、より企業への愛着心や愛社精神にもつながるでしょう。

エンゲージメントが高まることで、さらなる成果の創出や離職防止にもつながります。

経営目標の実現や戦略人事の実行

タレントマネジメントでは、最終的に経営目標の実現や戦略人事の実行も後押しします。経営目標の実現を目指すためには、企業の経営理念や事業戦略に沿った戦略的な人事施策の実行と成功が必要とされています。

タレントマネジメントでは従業員データを分析し、戦略人事の施策立案や実行に活かせるでしょう。

 タレントマネジメントの導入手順や進め方

タレントマネジメントを導入して進めていくうえで、必要なステップを以下でご紹介いたします。

  1. 1.導入体制の整備
  2. 2.導入目的の明確化と共有
  3. 3.対象のタレントの情報を集める
  4. 4.施策の計画や立案
  5. 5.施策の実施
  6. 6.PDCA

1.導入体制の整備

タレントマネジメントを導入する際に必要な人的リソースの検討や必要な場合はシステムなどの準備を行います。

2.導入目的の明確化と共有

タレントマネジメントを導入することで、どのような目的を果たしたいのかという点を明確にします。

明確化した内容はタレントマネジメントの対象者にも共有をしましょう。

3.対象のタレントの情報を集める

タレントマネジメントの対象となる従業員の人数や情報を集め、人事戦略の課題や現状の過不足などを確認します。

4.施策の計画や立案

集まった従業員情報をもとに、データ分析などを行い、採用や人材育成に関する計画を立て、施策の立案をしましょう。

5.施策の実施

立案された施策を実施します。

6.PDCA

実施した施策の成果の効果検証や評価、課題点を抽出し、今後の改善施策を計画します。

このPDCAサイクルを繰り返していきます。

タレントマネジメントの導入時に注意すべきポイント

タレントマネジメントを導入する際には注意すべき点もあります。どのような点に注意すべきかチェックしてみましょう。

自社の経営陣や幹部層が理解しているか

タレントマネジメントを導入するうえで、経営陣や幹部層がタレントマネジメントの重要性を理解しているかどうかが重要です。企業ではさまざまな目標や戦略を実行していきますが、実際に動くのは企業の従業員です。

タレントマネジメントを行い、従業員情報を管理したうえで人材配置や人材育成につなげることの重要性を理解してもらう必要があるでしょう。経営陣や幹部層がタレントマネジメントの重要性を理解していない場合、優先度を下げられるなど計画が崩れかねません。

まずは導入前に経営層や幹部陣にタレントマネジメントの重要性を認識してもらえるようにしておくことが望ましいでしょう。

全従業員が重要性を理解しているか

タレントマネジメントを導入するにあたり、対象者である従業員にも理解してもらう必要があります。

タレントマネジメントの取り組みは従業員の協力なしには成り得ません。

従業員情報の収集から始まり、人材配置や人材育成、アンケートの実施など、さまざまなシーンで協力や理解が必要になります。

タレントマネジメントを導入する際は、導入目的と将来像などを明確に従業員に共有し、一人ひとりが理解を深められるようにしましょう。

タレントマネジメントの進め方を決める

タレントマネジメントを導入する際、まずは手始めにデータを集めて管理していく方法とシステムを活用して適切でスムーズな管理や運用を行う方法があります。

従業員情報を人事担当者が集めて管理していくという方法はコストを抑えることができ、比較的すぐに動き出せるメリットがあります。

しかし膨大な情報や複数のフォーマット、分析データを抱えることで、管理が難しくなるでしょう。

タレントマネジメントシステムなら、従業員情報や各種データの一元管理が可能です。

タレントマネジメントシステムを使えば、さまざまな情報をすぐに確認できるため、複雑な管理が不要になり、効率化が見込めるでしょう。

タレントマネジメント導入における課題

タレントマネジメントの導入|事例や進め方まで徹底解説!

タレントマネジメントを導入に関する課題をご紹介します。一般的に以下のような課題を抱えるケースもあるため、注意しましょう。

手段の目的化

タレントマネジメントの導入自体が目的になってしまうケースが見られます。

導入前の目的を再度認識したうえで、導入して満足するのではなく、タレントマネジメントをどのように行っていくのか、自社の人事課題に沿って適切に進めていきましょう。

課題や戦略が明確化されていない

タレントマネジメント導入の課題には、自社の人事課題が抽出できていないという点や人事戦略が明確化されていない点も挙げられます。

大枠の課題としては把握していても細かい原因や課題を洗い出せていない場合がよくあります。

従業員データや組織状況を踏まえて、どのような課題があるのかを細かく把握できるようにしましょう。

課題が明確になっていないと、適切な人事施策を立てることができません。

人事担当者だけでなく各部署の責任者や経営層などとも話し合いを重ねるなど、課題を明確化しましょう。

運用の負担

タレントマネジメント導入の課題として、人事担当者による運用負担も挙げられるでしょう。

人事領域の業務は、幅広い領域の業務を担っているため、タレントマネジメントの運用における施策まで検討する余裕がないというケースもあるでしょう。

タレントマネジメントはシステムを使うことで、効率化できる部分も多くあります。リソースが足りていない場合はタレントマネジメントシステムを検討してみましょう。

経営陣の認識不足

タレントマネジメントは企業の経営目標と密接に関わるため、経営陣や幹部にも重要性を認識してもらう必要があります。

しかし、タレントマネジメントに関する知識や経験がない場合、理解が得られなかったり、スムーズに進まなかったりする可能性もあります。

まずは経営陣や幹部がタレントマネジメントの重要性を理解できるよう、研修やセミナーなど、研鑽の場を設けるのもよいでしょう。

PDCA

タレントマネジメントでは、効果検証と改善を行うPDCAサイクルの継続を意識しましょう。

効果と改善を繰り返し行うと、パターン化できたり、人材育成や人材採用、人材配置にもつなげたりできるはずです。

タレントマネジメントをやりっ放しにするのではなく、PDCAサイクルで確認し続けましょう。

タレントマネジメントシステムとは

タレントマネジメントシステムとは、企業の従業員に関する人材データを一元的に管理し、人事評価や人事戦略(人材育成、採用)につなげるシステムです。

タレントマネジメントシステムのメリット

タレントマネジメントシステムのメリットとしては、従業員情報の一元管理が注目されやすいですが、他にもさまざまなメリットがあります。

こうしたさまざまなメリットを活かしていくことで、経営戦略の実現や戦略人事の実行にもつながるでしょう。

タレントマネジメントシステムの機能

タレントマネジメントシステムに搭載されている一般的な機能をご紹介します。

  • ・人材データ管理機能(スキル/経歴/資格等)
  • ・データ分析機能
  • ・組織図機能
  • ・目標管理機能
  • ・人事評価管理機能
  • ・セキュリティ機能
  • ・計画立案機能
  • ・診断機能
  • ・アンケート機能
  • ・データ入出力機能
  • ・適性検査機能

サービスによって搭載される機能に違いがありますが、一般的には上記のような機能があると認識しましょう。

タレントマネジメントシステムの運用ポイント

タレントマネジメントシステムを運用する場合に抑えておきたいポイントをご紹介します。

自社に適切なシステムを選ぶ

タレントマネジメントシステムは自社の目的にあったサービスを選びましょう。タレントマネジメントシステムにはサービスはさまざまな種類があります。

自社の人事課題に必要な機能を搭載したものや、サービスの強みなどを理解したうえで選定するようにしましょう。

社内共有と理解

タレントマネジメントシステムを運用する際は、従業員に共有と理解をしてもらえるようあらかじめ周知の機会を設けるようにしましょう。

実際に従業員がデータを入力する場合もあるため、従業員の協力を得られるようにしておく必要があるでしょう。

長期的な視野で運用する

タレントマネジメントシステムは、蓄積した従業員データを活用し、分析データをもとに人事戦略の立案に役立てます。

タレントマネジメントシステムを導入したからといってすぐに効果が出るわけではありません。長期的な視野を持って運用していくイメージを持ちましょう。

タレントマネジメントシステムの導入事例

タレントマネジメントシステムの『スマカン』を導入した2社の導入事例をご紹介します。

事例(1)中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社さま

中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社さま(以下、同社)は、高速道路において安全確保や点検や調査、設計や工事を行い、利用しやすい道路空間づくりに取り組む企業です。

技術者集団でもある同社は、「誰がどのような技術や能力を持っているのか」一元的に管理できていないことなどが課題となっていたため、タレントマネジメントシステムの『スマカン』を導入。

必要なサービスがパッケージされていたことで時間とコストをかけずに運用を行うことができ、人事制度改革にも着手しました。

導入後の効果として、「研修管理」や「従業員の情報入力や情報更新」を挙げています。

研修受講や資格取得による社員のモチベーション向上、適切な人材配置のために役立つ人材情報の把握に役立っていると感じてるようです。

今後の課題はスキルやキャリア管理などのモジュールを活用し、さらなる実践で役立てること。

また、社内の事情に合わせて段階的にモジュールを増やせるという『スマカン』の特徴を活かし、一つひとつの課題を解決しながらモジュールを追加していきたいとのことです。

事例(2)茨城トヨペット株式会社さま

茨城トヨペット株式会社さま(以下、同社)は、トヨタ正規ディーラー38拠点、レクサス販売店2拠点を運営し、新車や中古車販売事業を展開しています。

同社は「一人称強化」を信条に掲げ、「社員一人ひとりの強みを発揮する」人材マネジメントに注力しています。

タレントマネジメントシステム導入前は、資料や書類の作成に時間や労力がかかり、人材情報をうまく活用できていないという点や、人事評価で膨大な時間を要していた点などを課題として抱えていました。

入念に他社と比較をしたうえで、費用面やカスタマイズ性、サポート体制が決め手となり、DX化のイメージと合致した『スマカン』を導入。公共機関や大学法人など公的機関への実績も安心感につながったということです。

『スマカン』導入後は人材情報を集約し、顔のわかる組織図を展開したうえで、社員の負担を軽減を目指しています。

また、人事評価機能を活用して運用の効率化も進めています。年間800時間かかっていた人事評価を200時間まで削減するために社内改革を進める予定とのことです。

タレントマネジメントシステム『スマカン』

『スマカン』は、人材データの一元管理や可視化、適正な人材配置、優秀な人材育成、納得感のある人事評価など、戦略的人事の実行をサポートするタレントマネジメントシステムです。

多くの官公庁や大学法人、さまざまな規模の民間企業への導入実績を誇ります。業種や業態を問わず幅広い企業や公的機関で、人事業務の効率化や人材情報の一元管理、データ分析から組織強化につなげることができるでしょう。

用途に合わせた柔軟なプランでお使いいただけるのも魅力の一つ。自社の人事課題や目的に合わせて必要なものをご利用いただけます。

『スマカン』では、サービス紹介資料はもちろん、人事労務のノウハウに関する資料を無料でダウンロードいただけます。また、30日間の無料トライアルもご提供していますので、まずはお気軽にお問い合わせください

まとめ

タレントマネジメントの導入では、従業員情報の管理を根本とし、さまざまな人事業務に活かすことができます。

しかし導入手順や運用方法、導入に関する注意点や課題を意識していないと、期待する効果が得られないケースもあるでしょう。

人事課題の解決や組織強化、戦略人事や経営目標の実現のためにも、適切な導入と運用を意識しましょう。

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