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ノンバーバルコミュニケーションとは? 具体例や取り入れる方法も紹介

ノンバーバルコミュニケーションとは? 具体例や取り入れる方法も紹介

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ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)とは、会話やメールなど言語以外を通じて行うコミュニケーションの方法です。

ノンバーバルコミュニケーションという言葉自体が聞き慣れていない場合、具体的にどのようなものが該当するのかイメージがつかない人も多いのではないでしょうか。

ノンバーバルコミュニケーションは、効果的に活用することで、言葉ではあらわせない絶妙なニュアンスを伝えられる効果があります。よりよいコミュニケーションにもつながるため、日常生活だけでなくビジネスシーンでも役立つでしょう。

当記事では、ノンバーバルコミュニケーションについて解説しながら、その役割や種類、具体例などもご紹介します。

目次(タップして開閉)

ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)とは

ノンバーバルコミュニケーションは「非言語コミュニケーション」とも呼ばれ、言語に頼らないコミュニケーションです。

自分が伝えたいことを、言葉を使用せず相手に伝える方法で、表情や声色、ジェスチャー、話し方などが該当し、意思伝達できる方法が挙げられるでしょう。

ノンバーバルコミュニケーションは無意識で行うだけでなく、意識的に行っている場合もあります。

バーバルコミュニケーションとは

バーバルコミュニケーションとは「言語コミュニケーション」と呼ばれ、言語を使用したコミュニケーション方法です。会話はもちろん、手紙やメール、電話などが該当します。

ノンバーバルコミュニケーションに対する考え方や立ち位置

言葉で伝えきれない気持ちや本音などを、ノンバーバルコミュニケーションによって伝達し、相手の五感で感じ取ってもらうということです。

ノンバーバルコミュニケーションは、あくまでバーバルコミュニケーションで伝えきれない情報を補うために使われると捉えておくとよいでしょう。

メラビアンの法則との関係

メラビアンの法則とは、人間のコミュニケーションにおいて受け取る情報のうち「視覚的情報が55%、聴覚的情報が38%」と非言語情報が多くの割合を占めていて、言語情報はたったの7%のみしかないとする心理学上の法則です。

視覚的情報や聴覚的情報もノンバーバルコミュニケーションに該当するため、メラビアンの法則を踏まえても、意思伝達やコミュニケーションにおいて大きな影響を与える可能性があるといえるでしょう。

ノンバーバルコミュニケーションの種類

ノンバーバルコミュニケーションには、いくつかの種類があります。具体的にはどのような方法があるのか、主要な種類をご紹介します。

・身体動作
・身体接触
・対人距離
・周辺言語
・身体的特徴
・人工物の使用

身体動作

身体動作とは、表情や視線、ジェスチャーなど身体を動かすことで意思を伝える方法が該当します。

たとえば表情の場合、目を細めたり口角が下がることで困惑や怒りなどの感情を、口や目を大きく開くことで驚きを表現します。

表情は相手に自分の感情をわかりやすく伝えることが可能です。相手の表情から心情や考えていることを理解できれば、適切なコミュニケーションにもつながるでしょう。

ジェスチャーでは、会話のなかで表現できないような感情を表現したり相手の注意をひきつけたりできます。ジェスチャーを加えることで、自分の気持ちが相手により伝わりやすくなり、会話によるコミュニケーションを補ってくれる効果があるでしょう。

身体接触

身体接触によって、自分の感情を伝達するだけでなく自分と相手との関係性も表現できます。

たとえば、握手をすることで相手への信頼感を表現できるでしょう。また、背中をさするような行為は、相手を包み込むような優しさを表現できます。

身体接触は、状況や相手との関係性を踏まえて行うよう注意しなければなりません。一方で、自分の感情を表現したり相手への信頼感を示したりできるため、適切なコミュニケーションを補う方法の一つといえるでしょう。

対人距離

対人距離は、相手との関係性を示すことにも役立つノンバーバルコミュニケーションです。

親しい関係性の相手とは近い距離、ビジネスや面識の少ない人の場合は一定の距離を保って会話するのが一般的です。相手との関係性を踏まえた距離感を意識することが、良好なコミュニケーションにつながります。

周辺言語

周辺言語は、言語以外の聴覚的な情報から意思伝達を行うものです。音そのものや音の大きさ、リズム、音色などが該当します。言語以外にも、聴覚情報である周辺言語によって自分の考えや気持ちを表現できます。

たとえば、相手の話すスピードが速く、声が大きかったりトーンが低かったりすることで、怒りや焦りの感情を捕捉的に伝達できるでしょう。

身体的特徴

身体的特徴は、相手に自分の印象を与えることに役立ちます。たとえば身長や肌の色、髪色や髪の長さなどによって相手に自分の特徴や印象を与える手段になるでしょう。

人工物の使用

人工物の使用とは、自分が身につけるものなどを通して相手に意思伝達したり、印象を与えることです。

たとえば清潔感のあるスーツを着ていれば、真面目で信頼感を与えられます。服が汚れていたり破れていたりした場合、だらしない印象を与え、相手は不快を感じることもあるでしょう。

人工物は、自分自身で選ぶ性質を持つため、相手に与える印象をある程度コントロールできる点も特徴です。

ノンバーバルコミュニケーションの重要性

ノンバーバルコミュニケーションとは? 具体例や取り入れる方法も紹介

ノンバーバルコミュニケーションは多くの役割と重要性があります。ここでは、具体的な役割から、ノンバーバルコミュニケーションの重要性について解説します。

・言語で伝えきれない情報を補完する
・信頼関係を構築する
・相手の気持ちや状況を理解する

言語で伝えきれない情報を補完する

ノンバーバルコミュニケーションの役割は、言語だけでは伝えきれない感情を補完的に伝達してくれることです。言語では伝わりにくい場合でも、ノンバーバルコミュニケーションによってより的確に伝えられます。

たとえば会議などにおいて、伏し目がちな場合や声が小さい場合、自信のなさが相手に伝わってしまいます。一方、相手の目を見ながら大きな声で話すことで、相手に自信が伝わったり意見を受け入れてもらえたりする可能性が高くなるでしょう。

信頼関係を構築する

ノンバーバルコミュニケーションによって親近感や安心感を与えられれば、信頼関係の構築にも役立つでしょう。たとえば、清潔感のある身なりで接することで印象がよくなり、ハグや握手をすることで親近感を与えられます。

また、相手が話す際に、微笑んだり頷いたりすることで安心感を与えることもできます。このように親近感や安心感を与えることによって、相手は心を開き、よりよいコミュニケーションや信頼関係を構築しやすくなるでしょう。

相手の気持ちや状況を理解する

ノンバーバルコミュニケーションによって、相手の感情を理解しやすくなり、よりよい対応につなげられます。

たとえば、ある人が多くの業務を抱えている場合、表面的には前向きな言葉を言っているとしても、表情や姿勢、手のしぐさなどによって疲労していることがわかります。このような場合には優しい言葉をかけたり、仕事をサポートしたりするなどで対応できるでしょう。

適切なコミュニケーションを取るためにも、ノンバーバルコミュニケーションを見逃さないことが大切です。

ノンバーバルコミュニケーションが役立つ場面

ノンバーバルコミュニケーションは、ビジネスシーンでも効果を発揮します。では具体的にどのような場面で役立つのか、確認してみましょう。

・会議やプレゼンテーション
・顧客との商談
・上司や人事との面談

会議やプレゼンテーション

ノンバーバルコミュニケーションは、会議やプレゼンテーションなど、自分の意見を述べる機会で役立ちます。

発言者の身なりや表情、声の大きさなどによって聞き手の受け取る印象が大きく変わるため、自信や熱い思いなど、話す内容により説得力が増すでしょう。

顧客との商談

商談の際にも、ノンバーバルコミュニケーションは役立ちます。比較的少ない人数で行う商談は、より深い話し合いをする場面です。その際に、よい印象を与えたり、商談内容への自信や熱い思いを伝えたりできます。

また、相手のちょっとした表情の変化や仕草を見逃さずに読み取ることで、相手の希望や本音を理解して的確な提案にもつながるでしょう。

上司や人事との面談

上司や人事担当者との面談の際にも、ノンバーバルコミュニケーションは役立ちます。従業員をはじめ面談を受ける人は、ノンバーバルコミュニケーションによって自分の考えや意思をより的確に伝えられるでしょう。

また、上司や人事担当者など面談する側にとっても、従業員の考えをより的確に捉えることに役立ちます。とくに現状の満足度についての面談や評価面談、キャリア面談など、従業員の本音を引き出す必要があるような面談で役立つでしょう。

ノンバーバルコミュニケーションを取り入れる方法

ノンバーバルコミュニケーションを発揮するためには、具体的にどのような方法で行えばよいのでしょうか。具体的なノンバーバルコミュニケーションを行う方法は以下の通りです。

・声の大きさや声質
・動作やジェスチャー
・表情やしぐさ

声の大きさや声質

相手と話をする際は、声の大きさや声質を意識してみましょう。過度に行う必要はありませんが、声を大きくしたり、明るいトーンで話したりすることによって、相手に伝わりやすくなり、説得力が上がります。

とくにプレゼンテーションや商談の際に意識的に行うことで、結果につながりやすくなるでしょう。

動作やジェスチャー

相手と話をする際は、動作やジェスチャーを意識的に取り入れてみましょう。たとえば相手の話を聞く際は頷くようにしたり、ジェスチャーを交えて話したりすることで、よりわかりやすく伝えられます。

表情やしぐさ

言葉だけでなく、表情やしぐさによってさらに自分の心情や本音を伝えられます。言葉では伝えにくいような感情の伝達を補ってくれたり、より正しくニュアンスを伝えてくれたりするでしょう。

また、自分が聞き手の場合でも、相手の表情やしぐさを見過ごさないようにすることが大切です。ちょっとした表情やしぐさから相手の気持ちを正しく理解できるようになります。

また相手の気持ちを正しく理解できれば、より適切な接し方や対応ができるため、コミュニケーションの質が上がり、信頼関係の構築にも効果的です。

まとめ

ノンバーバルコミュニケーションとは、言語に頼らないコミュニケーションです。

一般的に、コミュニケーションは「言語」を前提にしたものとイメージしがちかもしれませんが、言語を使用しない方法によっても自分の感情や考えを伝えることができます。

また、ノンバーバルコミュニケーションを取り入れることで言語情報を補う効果も期待できます。

日常生活だけでなく、プレゼンテーションや商談、面談などのビジネスシーンでも活用できるため、より効果的なコミュニケーションや信頼関係の構築のためにも、意識的に取り入れてみましょう。

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記事監修

監修者

スマカン株式会社 代表取締役社長 唐沢雄三郎

一貫して現場に寄り添う人事システムの開発に注力している起業家。戦略人事情報・人材マネジメントシステム、マイナンバー管理システムをはじめ、近年はタレントマネジメントにまで専門領域を広げ、着実に実績を積み上げている。主力製品は公共機関など多くの団体・企業に支持され、その信頼と実績をもとに日本の人材課題の解決に貢献している。

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