• 2022.02.25
  • タレントマネジメント

HRとは?幅広い業務領域やHRテックについて解説

HRとは?幅広い業務領域やHRテックについて解説

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企業サイトなどでよく目にする「HR」について、詳細を説明できますか?

人事担当者や経営者であれば、HRは知っておくべき重要なキーワードです。しかし、なんとなく使っているケースや人事の仕事と混同する人もいるため、しっかりと定義できる人は少ないでしょう。

当記事ではHRについて解説し、役割や必要性についても取り上げます。
また、HRとテクノロジーを融合した「HRテック」についても解説します。

HRとは

HRは「Human Resources(ヒューマンリソース)」の略であり、直訳すると人的資源であり、HRは人的資源に関するさまざまな領域を指します。

企業の運営に欠かせない経営資源である「4大資源(ヒト・モノ・カネ・情報)」のうち、ヒトに該当するのが人的資源です。

どんなに良い「モノ・カネ・情報」があっても、それらを有効活用する人がいなければ、意味がありません。そのため、人的資源の活用は企業の優先すべき課題であり、HRに注目する企業が増えています。

HRの領域

HRの領域は、人事領域とイコールだと認識されがちです。転職サイトなどでは、人事部の求人に対し「HR」と呼ぶことがあるためですが、実際には【HRの領域>人事領域】であり、人事はHRの領域に対する一部です。

またHRの領域には、以下の内容が含まれます。

・人事戦略
・採用
・人材配置
・育成
・労務管理

それぞれ、詳しく解説します。

人事戦略

人事戦略とは、人事がおこなう業務「採用・教育など」について、どういった流れで進めるかを策定することです。

人事戦略の例を、以下に紹介します。

(例1)効率的な採用を目指し、複数の採用手法を取り入れる
(例2)社内の効率性を高めるため、タレントマネジメントシステムを導入

人事戦略は、企業における経営戦略の実現に必要であり、4大資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を最大限に活用することも特徴です。

採用

採用は、退職者の補填や事業拡大に伴い新たに人材を採用する業務で、媒体の選定・面接の実施・内定後のフォローなど、多岐にわたります。
企業の発展には、優秀な人材の確保が欠かせないため、HRの領域において重要なウエイトを占めます。

人材配置

適材適所という言葉がある通り、従業員の能力を活かせるよう適した場所に配置することで最高のパフォーマンスが期待できます。
従業員のスキル・適性・ポテンシャルを把握したうえで、適した場所に配置することが大切です。詳細を把握するために適切な人事評価を実施することも重要です。

人材育成

優秀な人材を採用できても、企業にマッチし貢献できる人材に育てなければ、宝の持ちぐされになってしまいます。そこで「企業が掲げる目標や戦略」と「各従業員の適性」を照らし合わせ、適切に人材を育成する必要があります。

スキル管理、研修計画や教育プログラムの導入も人材育成に含まれます。

労務管理

労務管理とは、従業員の労働に関するさまざまな内容を管理することです。具体的な職務内容は、以下が挙げられます。

・労働時間の管理
・賃金システムの管理
・福利厚生の整備
・就業規則の整備

つまり労務管理は「従業員の働く環境」の整備を通じて、最高のパフォーマンスを実施するためのサポートと言えます。

HRの役割

ここでは、企業におけるHRの役割を解説します。
主に外資系企業では、HRを以下のように表現するケースがあります。

・HR Manager(直訳:HRのマネジメントをおこなう者)
・HR Associate(直訳:HRの仲間)
・HR teams(直訳:HRの組織)

以上のことから、企業はHRについて「従業員たちを管理し、組織の成果をあげること」を求めていると分かります。

つまりHRは、経営に必要な4大資源「ヒト・モノ・カネ・情報」の1つである【ヒト】について、最大限に活用する役割があると言えます。

HRの必要性

つづいてHRの必要性について解説します。

人材育成を管理する

HRの領域には人材育成が含まれます。
単純に優秀な人材を採用すれば良いというわけではなく、企業の将来を担う人材を計画的に育成していく必要があります。

スムーズな育成には、人材育成の策定と効率化が重要です。
HRで策定した「教育プログラム」や「育成計画」を、現場の上長が活用することで人材育成がスムーズに実現できます。

従業員のモチベーション管理

モチベーションとは、目標を達成するために必要な原動力のことです。
原動力が大きいほど、達成しようとする意欲が高まり目標の達成に近づきます。
そのためにも企業は、従業員のモチベーションを一定以上に保てるよう管理する必要があるでしょう。

また日々のモチベーションが下がると、従業員の企業に対するエンゲージメント低下に繋がりやすくなります。最悪の場合には、離職に至るでしょう。従業員の離職が増えると、新たに採用をしゼロから育成する必要があるため、目標の達成までには時間も費用もかかってしまい、採用費用対効果が良くありません。

そのためHRでは、従業員のモチベーションを管理するために、「適切な人事評価の実施」や「労働環境の整備」などが必要です。

材情報の一元管理

人材情報の一元化は、企業の発展には欠かせません。なぜなら、人材を適所に配置しベストな活用を実施してこそ、組織が円滑にまわるからです。

また時代の移り変わりは早く、企業も流れに乗るために、組織の改善を早急におこなう必要があります。

そのためHRでは、組織と組織をつなぐ集約地点となり、各組織に必要な人材情報をスムーズに提供することが求められます。

HRテックとは?

HRテック(HRtech)とは、HRとテクノロジーをかけ合わせた言葉です。
昨今、日々の業務を効率化するシステムツールが次々に誕生しており、人工知能(AI)・ビッグデータ解析・クラウドなどあらゆるテクノロジーの進化が企業の質を向上させています。

HRテックを導入することで、企業には以下のメリットがあります。

メリット1:人事情報の一元管理がスムーズにできる

HRテックを駆使することで、「採用の進捗状況」や「人材の配置状況」といった、人事で必要とする情報をスムーズに一元管理できます。

担当者は、システムを利用すればさまざまな人事情報が手に入るため、各所からデータを引き出す必要はありません。

業務効率化できるうえに1つの場所で管理をするため、ミスの軽減にも繋がります。

メリット2:承認作業が効率化する

組織の規模が大きいほど、1つの案件に対して複数人の承認作業が必要になります。承認に時間がかかると、比例して案件への実行に時間を要するため、出来る限りスムーズに承認できることが望ましいでしょう。

HRテックを活用すると、ネット環境があれば外出先や海外出張先でも申請・承認作業ができます。また1つのシステムを通じて管理できるため、申請者が承認されたことを素早く知ることが可能です。

メリット3:データをもとに業務改善ができる

HRテックでは、さまざまな人材データ・労務データを集約できます。
以下のようなデータを分析し、業務改善に活かすことも可能です。

・従業員に対する人事評価の適正性
・離職した人の傾向
・目標と進捗状況との差異

またデータを活用する事で、個人の感覚や勘に頼らず、より客観的で根拠に基づいた経営戦略を立案できます。

HRテックの事例

HRテックを導入し事業運営の効率化に成功する企業は多く存在します。
ここで、HRテックの導入事例として3社を紹介します。

大手電気通信事業A社の事例
大手電機通信事業A社は携帯電話に関する事業やIPS事業を展開しており、自社の携帯電話事業やFTTHサービスのブランドも持っているなど、知名度の高い企業です。

A社では人事領域でHRテックを活用し、証明書の発行・処理に費やす工数について、年間で3,000時間もの工数削減に成功しました。

また人事異動に関する業務を自動化することで、およそ8割の工数削減となり、従業員がコア業務に時間を使えるため、人事活動の幅も広がっています。


建築会社B社の事例
建築会社B社は、静岡県に拠点を置く地域密着型の企業です。
地域密着型とはいえ従業員数は270名規模、売上は100億円を超える中小企業です。

B社では「さらなる成長には、今後も増員を続ける従業員管理に耐えられる労務管理体制」が必要だと考えます。そこで労務管理にHRテックシステムを導入し、以下のような作業の効率化を目指しました。

・入退社の手続き
・役所への申請
・給与明細の発行
・労働者名簿の作成

HRテックシステムを導入以前は、労務管理・処理に1週間以上要していたのに対し、導入後には3分の1の工数にまで削減され、大幅な効率化が実現しました。

ネットマーケティング事業C社の事例
ネットマーケティング事業C社は、ネットマーケティング事業のほかに、メディアコンテンツ事業などを手掛ける大企業です。C社では、採用後のミスマッチによる無駄な採用費の削減を課題とし、採用に必要な人材情報管理が可能なタレントマネジメントシステムを取り入れ、2009年から蓄積した人材データをもとに「活躍を予測するモデル像」を作りました。

モデル像をもとに、応募者をAI予測にそって分析した結果、最適な人材の採用ができるようになりました。またHRテックの導入によって、選考に費やす時間が以前の「10分の1」になり、担当者の負担が大幅に減ったことも特徴です。

HRテックシステム導入で得られる効果

「HRテック」を導入することで、企業の運営に欠かせない経営資源の1つである「人的資源」を効率的に管理し、最大限に有効活用できます。
タレントマネジメントシステム「スマカン」では、人材情報管理の一元化や、採用・育成計画、また従業員エンゲージメント管理までトータル的に応用可能。
また、企業の目的にそったカスタマイズ性の柔軟さが特徴で、トライアルから気軽に相談可能です。

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